くさばたけ

2次元オタクが3次元に沼って狂いました

2次元オタクとEndless SHOCK Eternalと感想文

 

まずはとりあえず、

Endless SHOCK Eternal 千秋楽おめでとうございます!!

 

今年は新型コロナウイルスの影響で例年とは違うことが要求される中、無事に完走出来ただけでも凄い……。

 

しかも、普段通り出来ないならやらないとか、できるだけ普段通りに出来るようにって選択肢ではなく、

普段通り出来ないなら出来る範囲での新しいことしよう!

となるのが凄い。

 

光一さんのエンターテイナーとしての精神ってこういうピンチの時にめちゃくちゃ輝くと思ってる。(個人的思想)(好き)(主人公感あるよね)

いつも新しいことを、皆が楽しめるものを、って模索してくださってるけど、追い込まれれば追い込まれるほどそれが増してる気がする。

 

本当は10/4の配信見て2次元オタクの血が騒ぎ過ぎから感想文書こう!と思ってたけど、脳内で反芻しすぎてどこまでが現実でどこからが妄想かよく分かんなくなってきたので躊躇ってたんです……。

けど、千秋楽を無事に迎えて、なんかこっちまで嬉しくなっちゃったのでまたまたノリと勢いで感想書くよ!!!というかSHOCKの感想文書いたこと無かったから色んな思いの丈がボロボロでてるよ!!

 

あ、ちなみにわたくしは2019年春にKinKiに沼落ちした人間なので、2012.2013年のSHOCKをDVDで拝見、2019年大阪公演、2020年帝劇公演を生で拝見というSHOCK遍歴でございます。

めちゃくちゃド新規。優しい心で見てね。(土下座)

 

*

まあ、先程も述べたように今年は新型ウイルスの影響で今まで通りとは行かない年でしたね……。

私も大阪遠征はさすがに諦めました。めちゃくちゃ行きたかったけど、ここで大阪行ったら自分へのバッシングは勿論、もしも自分が感染した時、濃厚接触者になった時に名前を出されてしまうのはSHOCKという大舞台とその看板を背負う光一さんだから。

我慢できた人みんな偉いね〜〜!!!

世界を救ったよ〜!!!!

 

そんな訳で大人しく配信見ました。いや、家の中では全然大人しくなかったけど。暴れてたけど。

めっちゃ楽しかったからしょうがないよね!??

(同意を求む声)

 

でも配信SHOCK、なかなか画期的だったと思うんですよ。そりゃ生で見れるのが1番だけど、色んな事情で現場に行けない人もいる訳で、そこをクリアできるの凄くいいね!

あと、トイレとか考えなくていいし、ついつい漏れてしまう声とか嗚咽を気にしなくていいし、見た目も姿勢だって気にせず好きな体勢で見れるし。

なんなら、『Yes,My Dream』歌って手を叩いてたからね!!

 

それに、カメラワーク!!!!

ちゃんとストーリーを把握した上で撮ってるので、見落としがない。

生だとついつい推しにばかり目がいってしまって他が目に入ってなかったり、席の都合で見えにくかったり、そういう難点も配信だと関係ない!!

むしろ大事な部分を切り取って見せてくれるので全体把握、ストーリー把握にはもってこいですね。

 

そろそろストーリー本編について語りたいと思います。

いや、まじで記憶ないけど。興奮しすぎて記憶抜け落ちたね。変なこと言ってたらすみませんね。オタクの戯言と思っておいてください。

 

開場してオケの音聞こえてるだけでテンション爆上がりだったから、もうどうしようもなかった。

生オケの公演の直前にそれぞれバラバラにしてた楽器の音が止んで、一瞬の静寂の後に全員でチューニング音を合わせてる瞬間、めちゃくちゃ好きなんですよね……。なんか、始まるんだ……!って感じがして。どんな感じかよくわかんないけど分かってください。

 

そんで始まってまず、初っ端から夜の海終わり〜大桜じゃん?

 

うわ〜〜〜〜〜〜!!!

むり〜〜〜〜〜!!!

好き!!!!!!!!!!!

(語彙力がない)

 

Endless SHOCK本編の感想言う時にいつも「夜の海からの大桜が1番好き」っていう人間なんですよ。

あの太鼓やフライングなんかの派手な舞台から一変してしっとりしたメロディーの中で皆の思いが語られて、そのままあれは夢だったのではと思うくらいに綺麗な死という最後を迎えるあの一連の流れがたまらなく好き。あの最後のショーを通じて、コウイチを含めたカンパニー全員がそれぞれの呪縛を乗り越えて、コウイチの想いを背負いつつもコウイチのいない新しい世界を受け入れるストーリー全ての締めくくりとしてまじで好き。語彙力をください。

そういえば大桜のシーン、今年の帝劇公演から演出変わりましたけど、改変後の演出めちゃくちゃに好きすぎてたまりません。余韻と儚さが増したように思います。リカのくれたペンダントだけを遺して消えるコウイチ、めちゃくちゃエモい。あのペンダントは死んだコウイチにリカが渡した物だもんね。あれだけがコウイチが幻じゃない証。あと、タツヤが見えないはずのコウイチを見てるのエモい。語彙力をください。

でも、改変前のみんなに運ばれていくコウイチは美しい死体って感じがたまらないからそれも捨て難いです。まあどっちも好きなんですよ。

 

まあ、こんだけ語ってしまうくらいに好きなシーンからぶち込まれたら、これはどう頑張っても無理ですよね。

極力ネタバレ喰らいたくない派なので配信日まで情報見ないようしてたので、まじでどういう演出か知らずに見た人間の末路。

出だしでいきなり(私とコウイチが)死ぬとは思わなかったぜ……。

 

基本的には本編を沿って進んでいくのでいつも通りの場面でここ好き〜!!やべぇ!!!ってなるんですけど、その間に挟まるそれぞれの独白にオタクは心を砕かれる。

 

私が2次元オタク、その中でもストーリーやキャラクターの考察(妄想とも言う)が大好きな部類のオタクなので、初めてSHOCKを見た時から

『この人はなんでこの行動をしたんだろう』

『この人はこのとき何を考えていたんだろう』

って考えてばかりいたんですよ。

それがEternalでかなり補完されて、行動原理がより明確になったので妄想が捗る……。ありがとう……。

堂本光一のこと解釈厨と思ってるからさ(めちゃくちゃ褒めてる)、全ての理屈合わせてきてて流石としか言えないっすね……。

 

SHOCKはかなり元々のストーリーからしてキャラクターの心情を描いているんですけど、例えば今回の公演では『Yes,My Dream』というかなり序盤からタツヤがコウイチに対して強い意識を持っていたって言うのが明言されてて、そこでもう泣きそう。

 

ライバル役がコウイチに振り向いて欲しいって強く思っているのは分かりきっていることではあるけれど、本編ストーリーを見ているとそれが本格的に吐露されるのは2部となってしまう。だからいつも、ライバル役の行動理由は2部を知った後での1部を思い返すという振り返りでしか見ることができない。

けれど、それが序盤に明確に示されることで、ライバル役の心情を意識したまま1部後半の辛い展開を見なきゃいけないという拷問を体験させられる。いや、まじ辛い。

 

でもさ、千秋楽舞台裏まではオリジナルを挟みつつも基本的に本編と変わりなく進んでて、このまま『One Day』いくと思うじゃん??????

 

いかないんだよね!!!

 

いや、まじでなに……?

コウイチ死んでるやん。時系列飛んだやん。

時系列混ぜるな危険。精神のジェットコースターかよ。

ジェットコースターなのは波と恋だけにしといてくれ。

 

ここ、ライトの使い方本当に上手いですよね。みんな暖色系のライトなのにコウイチには寒色系のライトが当たってて、あ、このひとだけ違う立ち位置にいるんだってひと目でわかる。目視で死人って認識するのめちゃくちゃ辛いよ……。というかコウイチ死んでるの辛すぎやん……。なんで死んだんよ……。(ストーリーを見ろ)

 

でも、救いなのはみんな笑ってコウイチの話題を出せる程には精神安定してるってことですね。これは最後のショーが出来たことが大きいと思う……。良かった……。

 

でも!!!

私はSHOCK本編でいつも、ニューヨークの街に遊びに行く所までは平和軸だと思って生きてるんですよ!!!

 

行かないじゃん!!!

むりー、救いが無くなったむりーーー。

 

しかもタツヤの独白のせいでもう怖い。ブロードウェイの演目もビビりながらしか見れない。

まあ『SOLITARY』で当然の如く萌え死ぬのであまり関係ないのかもしれない。コウイチとしては夜の海〜大桜が好きだけど、堂本光一としてはSOLITARYが1番好きです。ピストル使えないのめちゃくちゃ残念……!!!!あれぞ堂本光一って感じの曲とダンスじゃん?でも落ち着いて考えたらもう曲名からして『孤独』なんですけど、なんですか?ストーリーを示唆したいんですか?やめてください。

 

似たような話してる自分のツイ見つけて笑う。

趣味がブレていないよで何よりです。

 

そして、ついに来てしまった1幕終わりの舞台裏。

SHOCK本編でもここのシーンが1番辛い。みんなのギクシャクが1番露骨に出てて、それぞれ考えがあるのに通じ合ってなくて、コウイチの死に直結するシーンなので。

しかもただでさえ辛いのに今回みんな独白ばっかりしやがって……!!!

 

落ち着いて考えたらそうなんだけどさ……、確かにここが『生きている』コウイチとの最後のまともな(?)会話なんだよね……。その後もう『Japanesque』だし、もう「続けろぉぉぉ!!!!!」しか言われないもんね……。

こんなギクシャクして冷たい会話が最期だったなんて……。

コウイチもタツヤも、そしてリカもみんな相手のことクソデカ感情で考えてるのに、なんでこんなにすれ違ってしまうのか。

 

2次元オタクってクソデカ感情によるすれ違い大好きじゃん?(私調べ)

SHOCKってそれの真骨頂だと思うんですよ。

どう?みなさんSHOCK見ない???(勧誘)

SHOCKって出来事だけみたらかなり悲劇なんですよね。すれ違いにより仲間が原因としてリーダー格が死んでしまうし、コウイチの想いとライバル役の想いに気付けるのはコウイチが死んでしまってからってなかなかに酷いよ??気付くのはいつも全て終わったあとなの??救いがないよ???

けど、SHOCKはその死をきちんと昇華させてくれるんですよ。悲劇で終わらせない。

だからこんなに主軸が苦しいストーリーでも見てしまえるんですよね……。いや、何度見てもコウイチが死んでると分かったら辛すぎて耐えられてないんですけど。しんどすぎてSHOCK見るのめちゃくちゃ体力使うんですよね……。

あ、結末の話をしてしまった。まあ、いいけど。今回は結末を冒頭でしたので。

 

その後の『Japanesque』、新型コロナウイルスの影響で殺陣をまともに出来ない中でのこの演出、凄い。

少ない人数でスローモーションでの殺陣と映像を上手くリンクしてる。

光一さんってさっき言ったライトといい、こういう演出上手いですよね。物を上手く使えるというか、魅せ方を分かっているというか。

 

ここでもまたタツヤの独白が上手いんですよね……。

いつもは2幕でする心情の吐露をここに持ってきて、これまた映像とリンクさせることで、いつも以上に生々しくタツヤの感情が伝わってきたように思う。

 

というか、Japanesque終わりのところ何度観ても思うんですけど、

狂ってるのは絶対にコウイチの方ですよね?

 

タツヤが色々と拗らせて行動に出てしまうのはまあ、もう、いいでしょう。良くないけど一旦置いておきます。まだ理解できるので。

しかしね、コウイチさん。

続けるんじゃねぇよ。

 

もうタツヤもリカもみんなびっくりだよ。ここまで来て「続けろよ」って言ってくるのもう悪魔の囁きか何かなの?

タツヤだってあんなに俺の勝ち!って笑ってたのにスンッって真顔になっちゃうじゃん。

コウイチ自身も意地になってるってのは分かるんですけど、まじで何かに取り憑かれてるんか?ってくらい気迫があって普通に怖いわ。みんなビビってんじゃん。

本物の刀だぞ?切れるんだぞ?怪我するぞ??

それの結果でお前死ぬんだぞ???

カンパニー全員と観客のトラウマだよ。

コウイチの考えてることマジで分からん……。

 

と思うじゃん?

しかしね、今回はここで、

コウイチの独白が入るんですよね。

うわ、なにそれ。

 

今までSHOCKのストーリーって主にライバル役の心情がクローズアップされてて、コウイチの心情って2幕でライバル役が自白した後の少しの語り位でしかなかったと思うんですよ。

それが、こんなにも、明確にコウイチの心情教えてくれるって何……?

 

周りから見たコウイチはいつも前を向いてみんなを引っ張ってくれる正しい存在だったけど、コウイチだって人の子だからカッとなるし、孤独になるし、暴走しちゃうんですよね……。

それをコウイチ自身の言葉で聞けるなんて、あの狂気に満ちたJapanesqueの行動心理を聞けるなんて、なんてことだ……。Endless SHOCK Eternal、凄い作品だよ。スピンオフ作品としての補い方が完璧だと思う。

 

舞台裏からの流れ、もうみんなの語りが辛すぎる。この後も『Dead or Alive』挟んでまたタツヤが苦しんでるんだぜ……?というか、JapanesqueからすぐにDoA始まるの新鮮すぎる。

しかも今回、第三者の語りが入ってきたぜ……?こんなに語ってたっけ??私の記憶がないだけじゃないよね……??

正直ここら辺、いつもシェイクスピアに気を取られてるから意識ない。なかったことでこんなに意識して見れたわ……。

 

シェイクスピア好きなんですよね。コウイチがしたいと行っていた舞台を演じていて、しかもその中でコウイチや周りの人々に責められ続けるって、ライバル役の後悔と懺悔がエンターテイナーとしての形を含めて伝わってきて。

罪の意識まで舞台を通じて表れるなんて、生粋のエンターテイナーじゃん。コウイチとライバル役が入れ替わるところからの流れ、めちゃくちゃ好きです。再びコウイチを刺しちゃうっていうね。何度も繰り返される悲劇だよね……。あと、みんなに、「お前のせいだ」って言われまくるところも好きです。お前の罪を数えろ。

それと普通にコウイチのビジュがいい。

 

今回シェイクスピアなかったのはめちゃくちゃ残念だけど、演出の繋がりがいつもと全然違ったのが逆に新鮮で面白かったので全て良し。

本編1幕に当たる部分は割と普段通りの繋がりだったんですけど、2幕は構成が全く変わってたの面白かったですよね。

 

ところで、あんなに楽しくて辛い『New York Dream』知らないんですけど!???

リカもタツヤも踊るなんて、私聞いてない!!見間違いじゃないですよね???

絵面めちゃくちゃ楽しそうなのにさ、コウイチもう死んでるんだよね……。

 

あと途中、コウイチの墓参り行くシーン入るじゃないですか。

なにあれ。

え、むりむりむりむり。なんでコウイチ死んでるの??なんで???(ストーリーを見ろ)

 

2幕のコウイチ、全体を通してもう既に死人だよーー!ってのがありありと伝わってくるのがしんどい。

みんなでコウイチの墓参り向かうのめちゃくちゃ好きですけど。数年後の後日談としてめちゃくちゃ好きですけど!!あとみんな白似合うね!!!知ってたけど!!!!

 

みんなが最後のショーを思い出して、回想としてショーが始まるの辛み……。

でもあのショーはコウイチの最期の輝きなので目が離せねぇ……。

 

ここまで感想読んでくださった方は察してるかもしれないんですけど、わたくしは何度作品を繰り返し見ても次に見返し始めた瞬間に全て記憶抜け落ちて1から見てるタイプのポンコツ脳みそなので、最後のショーってコウイチがどうなるのか分からない中見るものなんです。

だからある意味では純粋にあの派手な演出やダンスに興奮して楽しめるし、何が起こってしまうのか本当に消えてしまうのか分からないまま怯えて見ている。

けれど、今回はもうこのショーでコウイチが消えてしまうのが分かっているから、凪いだ心で見れるし、最初から消えてしまう儚さを実感している。

 

だから、ショーは基本的にいつもと同じ構成だったはずなのに全然違う見え方のように感じた。

こんなにもキラキラと輝いているのに、こんなにもみんなで楽しそうに演じているのに、これがこの人達の別れなんだと思うと悲しくて悲しくて。

 

でも、最後の別れがショーっていうのがまたエンターテイナーですよね。

これ、さっき話しちゃった結末の話と繋がるんですけど、ここがあるからSHOCKは悲劇で終わらないんですよね。

エンターテイナーである彼らの1番繋がれる場所で、最後に共にひとつのステージを作る。ここでコウイチのステージは終わりだけど、これを経てみんな新たなステージを紡いでいく。ステージという場所でいつまでもコウイチはみんなと繋がっていられるんだって思えるんですよね。うぅ、好き。

 

というか夜の海〜大桜を1公演で実質2回見れてるの贅沢すぎないか??

今回、夜の海終わりからまた時間軸飛んで墓参りに来ますけど、あのみんなが百合の花を置いていくのめちゃくちゃエモいっすね。まじ語彙力ないな。

ちなみに百合の花言葉は「純潔」「威厳」「甘美」というね。めちゃくちゃSHOCKという舞台とコウイチに似合うやつばっか。(オタク、すぐ花言葉調べたがる(私調べ))

 

しかも、きっとそこにはコウイチもいたんでしょうね。あんだけ出しゃばってたもんね、いるだろ。いつまで彷徨ってるんだよ、早く成仏してくれ。いや、しないでくれ。コウイチはみんなを見守っててくれ〜〜〜〜!!!!!

まあ コウイチ、死んだことに気付かずにカンパニーに戻ってきてしまうくらい鈍い子なので3年くらい漂っててもおかしくないよね。天然さんかな???(違うと思いたい)

でもみんな墓参りできる精神で良かった……。病んでる人がいなくて良かった……。

本当にコウイチが幽霊だとしても現れてくれて良かったよ……。

 

そして!そこからの『CONTINUE』ですよ!奥さん!!!

この歌詞、前々から思ってたけど特に今の世に響きますね……。

悲しみの大きさを 越えてく強さ

ですよ!!!出だしからこれですよ!!!

この辛いご時世に聴きたい曲ですよね……。

(ちなみに私がこのご時世聴きたい曲NO.1は『Hey!みんな元気かい?』です)

 

もう『CONTINUE』聞くと全部大団円!って感じする。死人出てるけど。

まあ、悲しみを乗り越える強さをみなさん持ってるので大丈夫っす!(適当)

 

いや、ほんとEndless SHOCK Eternal良すぎたよね。何度も言うけど、スピンオフ作品として本編ストーリーの補完が上手すぎる。

本編だけでも十分に伝わるけど、それを更に掘り下げてそれぞれのキャラクターが分かりやすくなった。

これはSHOCKを履修する上で見ておきたい作品なので、円盤出してください。お願いします。

 

あとキャスト挨拶のさ、白百合を抱く堂本光一めちゃくちゃ絵面良くなかったですか??

絵画かな?って思いましたね。

堂本光一、そもそものビジュが絵画的なのでマジで絵になるな。

というか、みんながコウイチに手向けた花を抱くの本当に狡い……。みんなの想いをまた昇華させてくれた……。ありがとう……。ありがとう……。

 

 

*

こんな感じで10/4公演見たんですけど、まあ思い出して書いてるので多分おかしいところもある。まあいいんです。これこそ個人的な感情の吐露なんで。あまりにもおかしな所が合ったら教えてほしいですけど……。

 

しかし、この感想文もどきを書こうと思ったのには公演見て興奮してたのに加えて大きな理由があるんですけど、

 

千秋楽のカテコで

コウイチ=ジャニーさん

タツヤ=光一さん

って明言したらしいね!????!?

 

いや、知ってたけど!!何となく知ってたけどさ!!!

だって光一さん、

「ジャニーさんに追いつこうって必死」

「絶対勝ってやるって思ってる」

的な発言を良くしてるじゃないですか。ニュアンスですけど。

 

だってこれ、まさに

ライバル役の心情まんまじゃん……。

 

いつだってライバル役はコウイチに追いつこうって振り返らせてみせるって必死なのに、どんどんコウイチは先に進んでしまうんですよ。

光一さんが、コウイチ=ジャニーさん、ライバル役=光一さんって考えてるって事はさ、

本編であれだけしてたライバル役の心情の吐露って光一さんの本心ってことですか……?

辛い……。いや、辛いと言うよりはやばい……。(語彙力を身に付けてこい)

 

SHOCK通じてライバル役の心情って危なっかしくて荒ぶってて結果大暴走じゃないですか。

もちろんお芝居として誇張表現されてるのは分かるけど、だとしてもライバル役の心情はいつも真っ直ぐ好戦的で、だからこそ不安定で。そういう一面が光一さんの中にもあるんだろうなって思うとなんか苦しい。

それが悪いとかって訳じゃなくて、なんて言うかそれこそクソデカ感情すぎて危なっかしいんですよ。見ているこっちがハラハラする。

 

光一さんっていつも感情に嘘偽りなく目標に向かってずっと真っ直ぐで、そこがいい所なんですよね。惚れる。

けど、あまりに真っ直ぐすぎる故にどんどんぶつかって傷つくし(対物事故は起こすけど対人事故あんまり起こさないよね、凄い)、自分一人で全部背負ったまま進んでいくんですよね。

自分よりずっと年上の方に言う言葉ではないと思うけど、いい意味でも悪い意味でも不器用な人だなっていつも思います。

 

ライバル役も同じように、いつだってコウイチにライバル心剥き出しで、コウイチという目標に一直線で、でもそのせいで周りが見えなくなってしまって、支えてくれる人に寄りかかることも出来ず、結果大事故っていう本当に不器用な困った人なんですよね。

まあ、コウイチもコウイチで、画期的なアイディアで周りをどんどん振り回して1人で先へ先へ進んで言ってしまうんですけどね。

こうしてみるとコウイチとライバルって結局似た者同士だったんですよね。憧れへ向かって前へ前へと進みすぎた結果の事故だもん……。

 

だから結局、ジャニーさんと光一さんも似た者同士だったのかなって思います。

ジャニーさんのことはアイドル達の証言からでしか知ることが出来ないけど、多彩なアイディアを出す天才であり、突飛で無茶苦茶なことも沢山言ってみんなを振り回して、けれどもみんなを愛し引っ張ってくれる存在。書いてて正にコウイチじゃんってなるもん……。

 

SHOCKの脚本って心情表現が上手いってずっと思ってたんですけど、それは主軸となってるライバル役の本心が光一さん本人に近しいものだったからなんだなってこの明言によって分かりました。自分の考えに等しいものだからよりリアルに、濃密に描けるんですね……。

憧れのジャニーさんに向かって前へ前へ進んでいく光一さん眩しくて好きですよ……。きっとコウイチがタツヤを想ってくれてたように、ジャニーさんも光一さんを想ってくれてたんだろね。

 

やだよぉー、SHOCK激重コンテンツじゃん……。

2次元オタクしてた筈なのに、3次元が2次元並みに設定が濃厚なんですけど……?

これだから怖いんだよKinKi Kids……。KinKiでもソロでも直ぐに激重設定にしてくるのやめてくれない??(好き)

 

光一さんはジャニーさんに、「You最悪だよ」ってよく言われていたらしいですけど、きっと今回は「You最高だよ!」って言ってくれてると信じてますよ!!!

だって時間にも演出にも制限がある中、短い時間でこれだけのものを作り上げて来たんだもの。そしてそれを最後までカンパニー全員で走りきったんだから。

 

今回はストーリーを通じても現実でも『Show must go on』とは何か?を考えさせられる機会になったけど、2月の帝劇公演中止の判断、そして今回のEternal公演の完走、どちらもShow must go on精神に基づいていたと思います。

 

もうハッピーエンド!的な嬉しさで脳内では『CONTINUE』鳴り響いてるからね。

 

そしてまた来年も、どんな形になるかはまだ分からないけど、それでも、

『Overture』からEndless SHOCKが始まることを祈っています。

 

 

 

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※完全なる余談(個人的メモ)

将来の私へ

現在2次元オタクとして仮面ライダーW仮面ライダーオーズに狂ってるのでこんなタイトル名になってるよ。考えが囚われててそれしかタイトル出てこなかったんだよね。本文も見返してみろよ。反省しようね。お前の罪を数えろ。